初めてのリフォームで知っておきたい!基本情報や失敗を防ぐためのポイントなどを紹介

リフォームの基本は新築当時のマイホームのスペックを回復させることにあります。
新築当時は不備が目立たないとしても、各種の住宅設備も経年劣化や頻繁な使用による不具合や故障などはつきものです。
限られた予算の枠内でリフォームを成功させるには、ポイントを絞って改善箇所や設備を意識することが出発点になります。
生活動線のように設備の有無だけでは、明確にならないこともあります。
居住者の目線でどこを改善するべきか、優先順位をつけることをおすすめします。
リフォームを上手に進めるためのチェック項目
リフォームを上手に進めるためには、事前にチェックリストを作って必要な要素を確認しましょう。
室内や設備、水回りと屋根などの項目別にチェックしていけば、不満部分の洗い出しにも役立ちます。
例え室内であれば冷暖房、動線、換気なども確認しておきたい項目です。
湿気対策や家具に対する間取り、天井の高さなどの不満も洗い出します。
室内の段差や外から響く騒音、クロスの剥げなども細かく確認していきます。
外部であれば基礎部分のひび割れ、排水溝、玄関ドアの破損などが対象です。
建てた当初と比べて鍵の形が古くなってしまった、玄関ポーチの形が掃除しにくい、あるいは門扉が古くなって開閉の際に音が出るなどが不満担っていることもあります。
リフォームでは特に水回りの手入れをすることが多く、キッチンや浴室は重要なポイントです。
トイレや洗面所も含めてリフォームするべき場所を洗い出すことで、リフォームの必要がない場所と分けることもできます。
お風呂リフォームを行う時期の目安
お風呂を新しい空間に変える場合、作業完了までお風呂に入れなくなる可能性があり、暖かい季節を選択しましょう。
春と秋の時期はエアコンが必要ない気温の日が多く、近くの銭湯を見つけて入浴ができます。
夏は暑いため、シャワーを浴びる頻度が多くなる時期でもあり、生活で困ることのないように日程調整を行います。
お風呂のリフォームで人気が高く、定番のスタイルがユニットバスであり、掃除がしやすいメリットがあります。
浴室はカビが発生しやすい場所なので、掃除の手間を省ける設計がカビの発生を防ぎます。
ユニットバスは、パーツを搬入して組み立てていくだけなので工期が短いことも特徴であり、自宅のお風呂を早めに使えるようになります。
作業完了まで銭湯を利用するなど、自宅のお風呂に長く入れない状態は不便なので、スムーズに作業が進む方法を選択します。
メーカーが設計した浴室などをそのまま使うことでリフォーム費用を抑えられるメリットがあります。
リフォームの工事中は職人さん達に挨拶した方がいい?
リフォーム工事で実際に作業を行うのは工務店の職人さんです。
注文住宅を建てる際は長期にわたっての付き合いになるため挨拶をしたり差し入れを持っていくことは一般的ですが、リフォームの場合は数日で終わることも多いためどの程度の距離感で接するべきか迷うこともあるはずです。
リフォーム工事を行うとき、職人さんには挨拶や差し入れをした方が良いでしょう。
職人はプロであり給料をもらっているので施主がそういったことをしなくてもしっかりと仕事をしてくれます。
しかし、職人も人間であり感情を持っています。
施主との関係が良ければより丁寧な仕事をしようという気になってくれるので、ペットボトルの飲み物を差し入れたり休憩の時間を見計らって食べやすいお菓子を出すことがおすすめです。
また、昼食時には出前を取るという方法もあります。
その代金は施主持ちになりますが、少々の出費で長年住む家の良いリフォームをしてもらえるのであれば、その価値はあるはずです。
リフォームの仮設工事にかかる費用はどれくらい?
大規模なリフォームを実施する場合、足場などをしっかりと組み立てて移動できるスペースを十分に確保してから取り組まなくてはいけなくなるため、ほとんどの場合仮設工事から始めるケースが多いので覚えておくようにしましょう。
仮設工事がしっかりとされていれば安全な方法で素敵なリフォームに取り組むことが可能になるので、意外と地味なように感じて完成に大きく影響してくることは言うまでもありません。
また、その工事には一体いくらぐらいかかってくるのか詳しく調べたことはあるでしょうか。
ほとんどの方はあまり興味がないので詳しく調べないことの方が多いと感じますが、これから依頼するならトータル費用にかかる全ての項目の値段を知っておくのが良いので、今回は勉強も兼ねてぜひ覚えていってください。
頼むリフォーム会社によっても工事にかかる費用は大分異なってきますが、相場としては大体15万円から30万円の間だと言われています。
そこまで高い金額が必要になることはないので、信頼できる会社に依頼して早めに設置してもらいましょう。